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COLUMN 不動産売却コラム

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2025/05/07(水)

親族間売買で住宅ローンは使える?審査突破の秘訣

親族間で不動産売買を検討する際、住宅ローンの利用は大きな課題となります。
多くの金融機関は親族間売買への融資に消極的なため、スムーズにローンが組めるかどうか不安を抱える方が少なくありません。
今回は、親族間売買における住宅ローンの利用に関する情報を、具体的な事例や対策を交えながら解説します。

 

親族間売買 住宅ローンが難しい理由と対策

住宅ローン融資が難しい3つの主要因

親族間売買で住宅ローンが利用しにくい主な理由は、以下の3点です。

・資金の不正利用リスク:銀行は、融資された資金が住宅購入以外(ギャンブルや事業資金など)に使用されるリスクを懸念します。
親族間取引では、資金使途の透明性が低く、不正利用の可能性が高いため、融資に慎重になります。

・適正価格の判断:親族間売買では、市場価格とは異なる価格で取引される可能性があります。
高すぎる価格で取引されると、銀行は担保価値に見合わない融資となるリスクを負うことになります。
そのため、物件価格の適正性を慎重に評価する必要があります。

・審査に必要な書類の不足:親族間売買では、不動産仲介業者を通さないケースが多く、住宅ローンの審査に必要な書類(重要事項説明書など)が不足することがあります。
これらの書類は、物件の状況や権利関係を明確にするために必要不可欠です。

 

銀行の融資姿勢の違い 地方銀行 信用金庫 メガバンク

金融機関によって、親族間売買への融資姿勢は大きく異なります。

・メガバンク:一般的に、親族間売買への融資には最も消極的です。
リスク回避を重視する傾向が強く、審査基準も厳格です。

・地方銀行・信用金庫:メガバンクに比べると、親族間売買への融資に比較的柔軟な対応をするケースがあります。
地域密着型の金融機関であるため、顧客との信頼関係に基づいて融資を検討する可能性があります。
ただし、それでも審査基準は厳しく、融資が承認される保証はありません。

 

フラット35などの例外的な融資制度の利用条件

フラット35などの政府系住宅金融機関の融資制度を利用することで、親族間売買でも住宅ローンが組める可能性があります。
ただし、以下の条件を満たす必要があります。

・親族関係:親子、直系親族、兄弟姉妹間(夫婦間は除く)など、一定の親族関係であること。

・売買契約:正式な売買契約を締結していること。

・登記:所有権移転登記の登記原因が売買であること。

・同居:売主と買主が同居している場合や、買主が売主から使用貸借している場合は、融資対象外となる場合があります。

 

不動産仲介業者を通すメリットとデメリット 仲介手数料について

不動産仲介業者を利用するメリットとデメリット、そして仲介手数料についてです。

・メリット:重要事項説明書の作成、金融機関への融資相談サポート、売買契約のサポートなど、スムーズな取引を進める上で大きなメリットがあります。
特に、住宅ローンの審査において、重要事項説明書は必須書類となるため、不動産仲介業者を通すことは非常に重要です。

・デメリット:仲介手数料が発生します。
手数料は売買価格に応じて変動しますが、高額になる場合もあります。

・仲介手数料:売買価格に応じて、上限額が法律で定められています。

 

融資が難しい場合の代替案 分割払いにおけるリスクと対策

住宅ローンの融資が難しい場合、売買代金を分割払いする方法があります。

・分割払いのメリット:住宅ローンが利用できない場合でも、親族間であれば分割払いが可能な場合があります。

・分割払いのリスク:債務不履行のリスク、返済期間の長期化によるリスク、売主側の税金問題などがあります。

・対策:綿密な計画、契約内容の明確化、専門家への相談など、リスクを軽減するための対策が必要です。

 

 

 

親族間売買 住宅ローンを成功させるためのポイント

住宅利用目的であることの明確化

住宅ローンは住宅購入を目的とした融資です。
融資を申請する際は、住宅として利用することを明確に示す必要があります。
購入後の利用計画を具体的に説明し、銀行の懸念を払拭することが重要です。

 

借主の属性を高めるための準備 年収 勤続年数 信用情報

銀行は、借主が確実に返済できるかどうかを厳しく審査します。

・年収:安定した収入があることを証明する必要があります。
源泉徴収票や確定申告書などの書類を準備しましょう。

・勤続年数:長く勤めているほど、安定した収入が期待できるため有利です。

・信用情報:信用情報機関に登録されている情報(クレジットカードの利用状況、過去の借入状況など)も審査対象となります。
信用情報に問題があると、融資が難しくなる可能性があります。

 

売買価格の適正化 不動産鑑定士による評価

売買価格が市場価格と大きく異なる場合、融資が拒否される可能性が高まります。

・適正価格:不動産鑑定士に依頼して、物件の適正価格を評価してもらうことをお勧めします。

・鑑定評価書:鑑定評価書は、銀行への融資審査において、物件価格の適正性を証明する有力な証拠となります。

 

贈与税対策と税理士への相談

親族間売買では、贈与税の課税対象となる可能性があります。

・贈与税:売買価格が低すぎる場合、税務署から贈与とみなされる可能性があります。

・税理士:税理士に相談し、適切な売買価格を設定することで、贈与税の課税リスクを軽減できます。

 

契約書の内容確認と専門家への相談

契約書の内容を十分に確認し、必要に応じて専門家(弁護士、司法書士など)に相談しましょう。

・契約書:契約書には、売買価格、支払方法、決済日、その他重要な事項が明確に記載されている必要があります。

・専門家:専門家のアドバイスを受けることで、トラブルを未然に防ぐことができます。

 

 

まとめ

親族間売買における住宅ローンは、一般の不動産売買に比べて融資が難しいケースが多いです。
しかし、適切な準備と対策を行うことで、融資を受ける可能性を高めることができます。
今回紹介したポイントを参考に、自身の状況に合った最適な方法を選択し、円滑な取引を進めていきましょう。

特に、銀行の融資姿勢の違い、フラット35などの制度、不動産仲介業者を通すことのメリット・デメリット、そして分割払いのリスクと対策を理解することが重要です。
専門家への相談も有効な手段となりますので、必要に応じて活用することをお勧めします。
慎重な準備と手続きによって、親族間売買を成功に導きましょう。

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