2022/05/01(日)
土地の相続を控えている方必見！相続したらすぐに売却しましょう！
「相続した土地はいつ売ればいいのかな」
「相続した土地をすぐに売るコツを知りたい」
このように、相続問題でお悩みの方は多いと思います。
そこで今回は相続した土地をすぐに売却した方が良い理由とすぐ売却する方法について紹介します。
相続問題でお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
□相続した土地をすぐに売却した方が良い理由とは？
相続した土地をすぐに売却した方がよい理由は2つあります。
1つ目は売却時の節税です。
土地を売却する際は、譲渡所得税が発生します。
これは所得税や住民税と同様に納める必要があります。
譲渡所得税の税率は不動産の所有期間に応じて変化します。
所有期間が５年以下の場合は短期譲渡所得になります。
この場合、所得税は30.63パーセントで住民税が9パーセントになります。
合計で39.63パーセントです。
一方、所有期間が5年以上のものは長期譲渡所得になります。
所得税が15.315パーセントで住民税が5パーセントになります。
合計で20.315パーセントです。
これを課税譲渡所得×税率の計算式の元、納税額が決定されます。
課税譲渡所得を割り出す計算式は、売却額―所得費―譲渡費用―特別控除により計算ができます。
また、所得費とは売却した不動産を購入した時に必要とした費用、譲渡費用とは売却するときに必要とした費用になります。
さらに、相続の場合は、所得費は元所有者が所得した際の費用で計算が可能です。
所有期間には、元所有者が所有していた期間も含めることも可能です。
所得費の証明の際には売買契約書が必要になるので、必要書類の保管を徹底しましょう。
もし、相続した土地に建物が建っており、相続した人がその建物に在住している場合、昭和56年以前に建設されていた場合などの一定条件を満たしていた場合は特別控除を受けられます。
このように、すぐに売却することで税金の支払いが少なくなります。
2つ目は保有のコストや相続トラブルが発生する可能性があるからです。
不動産は、保有しているだけで固定資産税がかかります。
毎年1月1日時点で不動産所有者に対して固定資産税が課せられます。
また、不動産を維持するための維持費がかかります。
税金だけではなく、高値で売却するためには維持しなければいけません。
雑草を定期的に刈り、部屋の清掃をしたりします。
これをご自身で行うのであれば労力がかかり、業者にお願いすれば費用がかかります。
□すぐ売却する方法とは？
ここでは、すぐに売却する方法について解説します。
初めに、土地の相場を的確に把握する必要があります、
住んでいる方や所有者は自分の土地を高く評価してしまう傾向にあります。
もし、自分の設定した価格で売却できない場合の原因はそこにあります。
その結果、買い手が見つからず、素早く売却できません。
まずは、大手の不動産サイトで類似物件を見つけることで、だいたいの相場を把握できます。
次に不動産一括査定サイトを利用しましょう。
相場を知れたら次は売却価格査定を依頼しましょう。
最後に不動産会社に直接売却しましょう。
不動産会社から直接買い取ってもらうことで、条件がまとまり次第すぐに売却が可能です。
しかし、売却価格が相場よりも2～3割程度安くなる可能性があるのでご注意ください。
相場を知り、査定を依頼してマッチした不動産会社に売却することが高値で早く売却できるコツです。
ぜひ試してみてください。
□まとめ
今回は相続した土地をすぐに相続したほうが良い理由とすぐ売却する方法について紹介しました。
当初のお悩みは解決されましたでしょうか。
相続問題でお困りの方はぜひこの記事を参考にしてみてください。
何かご質問や疑問点等がございましたらお気軽に当社までご連絡ください。
