2022/12/07(水)
3つの観点から考える！一戸建てを売るベストタイミングを解説します！
一戸建ての売却価格を決める要件には立地や売却方法などがありますが、売るタイミングも重要な要件の1つです。
タイミングを上手く見計らうことで、高く売れる可能性が高まります。
そこで今回は、一戸建てを売るタイミングを決めるポイントについて解説します。
ぜひ参考にしてください。
□3つの観点から一戸建てを売るタイミングを決める
不動産はできるだけ高く売りたいものですが、長期間売れないケースも多くあります。
一戸建ての売却には、売るタイミングがとても重要です。
ここでは、3つの観点から一戸建てを売るおすすめのタイミングを解説します。
＊売却時の季節
1年で最も需要が高まるのは、新生活が始まる直前の2～3月です。
需要が高い時期なので売れ残るリスクが低く、高価格で売却できる可能性は高くなります。
時間に余裕があれば、冬に売却準備を開始し、春に売却できるようにしましょう。
＊売却時点の築年数
不動産は築年数が多いほど、価値は下がっていきます。
中古の一戸建ては築10年で価値の下落が始まり、20年で価値がゼロになるケースがほとんどです。
初めから売ることを前提に購入する場合は、築10年～15年が売却に適した築年数なので計画的に準備を進めましょう。
＊所有期間の税率
不動産売却によって利益を得ると、譲渡所得税を納めなければなりません。
不動産売買は高価な取引であるため、それに伴い税金も高くなってしまいます。
そこで確認するのが所有期間です。
譲渡所得税は、不動産の所有期間によって税率が変わります。
所有期間が5年以内の場合、短期譲渡所得となり税率は39.63パーセントです。
一方で、所有期間が5年以上の場合、長期譲渡所得となり税率は20.315パーセントです。
さらに居住用の不動産で所有期間が10年以上の場合、税率は14.21パーセントまで下がります。
同じ価格で売却したとしても、税率が倍以上変わると手元に残るお金にも大きな差が出ます。
売却に急を要していなければ、5年もしくは10年以上所有してから売却することをおすすめします。
□売ると不利になるタイミングとは？
以上3つの観点から一戸建てを売るタイミングを見定められます。
適切なタイミングを見定めたら、次にそのタイミングが不利ではないか確認しましょう。
一戸建てを売ると不利になるタイミングは、相場価格の上昇中またはそれが予測されている時期です。
相場価格が上昇中は不動産の需要も高まるので、慌てて不動産を売却する方も多いと思われます。
しかし、相場価格上昇中は価格が上昇しきっていない間に売却してしまうため、その後に得られたはずのお金が得られなくなってしまいます。
価格上昇中もしくはそれが予測されている時期はタイミングを見計らいにくいので、多くのノウハウや経験を持つ不動産会社に一度相談しましょう。
また税制優遇を把握することも大切です。
ほとんどの不動産売却では譲渡所得が発生しますが、不動産において3000万円の特別控除や取得費加算の特例など節税のための制度はたくさん整っています。
それぞれ年数の条件が設定されているので、しっかりと確認し、「ギリギリ適用されない時期に売ってしまった」ということを防ぎましょう。
季節や築年数、所有期間、相場価格、税制優遇の条件など多くの事項を組み合わせる必要がありますが、これらのことをしっかりと把握することで有利に売却が進められます。
ぜひこの記事を参考に、タイミングを決定してみてください。
□まとめ
今回は、一戸建てを売るタイミングを決めるポイントについて解説しました。
あらゆる条件を照らし合わせて、適切なタイミングで売ると良いでしょう。
当社は、仲介・買取・リースバックなどあらゆる方法で不動産売却を承っております。
ぜひお気軽にご相談ください。
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