2022/12/14(水)
長期空室を避けるために！効果的な空室対策をご紹介！
賃貸経営している方にとって、空室は避けたいものです。
短期間の空室であれば収入に影響はありませんが、長期の空室であると管理費と収入の均衡が取れなくなってしまう恐れがあります。
そこで今回は、長期空室を避けるための効果的な空室対策と、その選び方について解説します。
□空室対策にはどのような方法がある？
空室対策には、すぐにできるものからお金がかかるものまでたくさんあります。
＊すぐにできる空室対策
すぐにできる空室対策の1つ目は、共用部を綺麗にすることです。
エントランスやゴミ捨て場などの共有部の状態は、その住居のイメージに直結します。
共有部が汚い状態であると、ルールを守らない住民が住んでいるのではと疑われるかもしれません。
共有部を綺麗に保ち、管理が行き届いているイメージにしましょう。
2つ目は、内見方法を変更することです。
物件の内見には、管理者の立会いを必要としない方法もあります。
日中に鍵を開けたままにしたり、現地のキーボックスに鍵を保管しておいたりすると、内見のハードルが下がります。
反対に、家主や管理者の立ち合いの下の内見や管理会社に鍵を取りに行く方法は、時間調整や連絡に手間がかかるため、内見数は増加しないでしょう。
＊お金をかける空室対策
お金をかける空室対策の1つ目は、インターネット上の広告掲載です。
インターネットでの広告は、広告費用がかかる問題や入力の手間があるため、積極的に取り入れていない方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、今のお部屋探しはインターネットが中心です。
主要な物件ポータルサイトに1つでも登録しておくと、物件閲覧数は増加するでしょう。
2つ目は、設備交換です。
設備交換は高い費用を要するので、効果があり優先度の高いものから順に交換しましょう。
一般的に優先度が高い設備交換は、以下の通りです。
・和室から洋室へ
・和式トイレから洋式トイレへ
・電気コンロからIHコンロへ
重要度は低くなりますが、需要が高い設備変更は以下の通りです。
・宅配ボックスの設置
・ドアチャイムからインターホンへ
・エアコンの設置
□空室対策を選択するポイントをご紹介！
以上で空室対策を紹介しましたが、他にも初期費用を安くすることや入居条件を緩めることなど、たくさんの空室対策が存在します。
では、この多くの空室対策からどのように物件に合った空室対策を選べばよいのでしょうか。
初めに、物件の状況や予算を明確にしましょう。
内見数を増やすために鍵をずっと開ける内見方法をとっても、その地域の治安によっては事件に巻き込まれる恐れもあります。
また、効果的な設備交換を全てできれば需要は上がりますが、交換費用を賃貸の収入で回収できなければ利益は得られません。
物件自体の状況、周りの環境、予算に合った空室対策を選びましょう。
次に重要なのが、入居者ニーズの調査です。
入居者のニーズを把握することで、より最適な空室対策を選択できます。
今の時代、インターネットで検索すればどのような部屋が人気なのかはすぐにわかります。
また賃貸仲介会社は入居希望者の情報をたくさん入手できるため、仲介会社へ聞きに行く方法もあります。
自分の目で物件がある地域に赴き、どのような人が何を目的としてこの地域に住んでいるかを観察することも大切です。
以上のように、たくさんの空室対策の中から実施するものを選ぶには、入居者ニーズを把握することも近道です。
□まとめ
今回は、長期空室を避けるための効果的な空室対策と、その選び方について解説しました。
紹介した空室対策を参考に、物件に合ったものを選択してみてください。
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